2011年7月1日金曜日

ミューザ川崎シンフォニーホール天井落下

3月11日の東北関東大震災の影響は関東でも起きているが、一般市民には情報公開されているのでしょうか?最近、川崎市幸区のコンサートホール「ミューザ川崎シンフォニーホール」の天井落下現場がマスコミに公開された。コンサートホールの設計は外国人によるものだそうで、天井は釣り天井ということで、地震には弱い設計の様です。川崎の市会議員によると、阿部市長が座る市長席があるそうですが、その席には上から落下したと思われる鉄柱が突き刺さっていたそうです。もし、震災当日にコンサートなどがあり、会場に多くの人がいたらと思うと恐ろしいですね。川崎市は震度5でこうなるとは想定外だということで、市に責任はないような回答をしているようです。川崎においても国同様に危機管理意識の低さと、無責任体質が露呈してしまいました。
また、私たちには情報提供されていないことも多々あるようで、東扇島などの埋め立て地では、多くのコンビナートがありますが、関東で大きな地震があった場合、液状化で大変危険な状況になる可能性もあるようです。今後、仮に大きな地震があれば、埋め立て地などで大きな火災や、爆発事故が起こる可能性も指摘されています。事故が起こる前は「安全神話」を唱え、事故が起これば「想定外」。しっかりとした対策と、情報公開をして欲しいものです。