2011年7月26日火曜日

7/24 夏休み工作教室

7月24日(日)工作教室が川崎市内80校以上で一斉開催されました。工作教室は建設横浜川崎支部や、川崎市建設労働組合連合会の所属組合、川崎市内の神奈川土建支部で担当しています。
私たち建設横浜川崎支部は、久末小学校、東小倉小学校、下河原小学校の3校を担当し、木工教室では、住宅建設の廃材等を利用し自由工作を行っています。近年は、木造新築住宅が減ってきていることから、廃材のストックや調達はなかなか難しくなってきていますが、子どもたちの創造性を高めるという教育の観点から、運営は厳しくなってきていますが自由工作を続けています。
モザイクタイルでは、縦横20センチ程度の木枠に、自分たちで考えた下絵に沿ってタイルをボンドで貼り、目地埋めを職人が行って仕上げます。こちらも、左官工やタイル職人の減少により、技術者の確保が難しい状況になっています。
彫金では、自分たちで考えた下絵に沿って、先を丸くした釘で銅板をたたき加工します。現代の子どもたちは、何かをゼロから作るという作業をなかなかできない環境にいます。自由な発想でものを作ることは、教育では必要です。私たちが行っている工作教室は、そういった意味で、継続していかなければいけない取り組みだと考えています。
自由工作を行っていくことは、職人の確保や、材料調達の面からも大変ですが、継続が可能な限り行っていきたいと私たちは考えています。
これからも、組合員の皆さんや、市民の皆さん、または学校関係者の皆さんの協力を得ながら工作教室を行っていきたいと考えています。

2011年7月1日金曜日

ミューザ川崎シンフォニーホール天井落下

3月11日の東北関東大震災の影響は関東でも起きているが、一般市民には情報公開されているのでしょうか?最近、川崎市幸区のコンサートホール「ミューザ川崎シンフォニーホール」の天井落下現場がマスコミに公開された。コンサートホールの設計は外国人によるものだそうで、天井は釣り天井ということで、地震には弱い設計の様です。川崎の市会議員によると、阿部市長が座る市長席があるそうですが、その席には上から落下したと思われる鉄柱が突き刺さっていたそうです。もし、震災当日にコンサートなどがあり、会場に多くの人がいたらと思うと恐ろしいですね。川崎市は震度5でこうなるとは想定外だということで、市に責任はないような回答をしているようです。川崎においても国同様に危機管理意識の低さと、無責任体質が露呈してしまいました。
また、私たちには情報提供されていないことも多々あるようで、東扇島などの埋め立て地では、多くのコンビナートがありますが、関東で大きな地震があった場合、液状化で大変危険な状況になる可能性もあるようです。今後、仮に大きな地震があれば、埋め立て地などで大きな火災や、爆発事故が起こる可能性も指摘されています。事故が起こる前は「安全神話」を唱え、事故が起これば「想定外」。しっかりとした対策と、情報公開をして欲しいものです。